かつてこの土地の左奥の角には、 後ろの3階建ての家を優に超える高さのヒマラヤ杉が一本ありました。 その下には 平屋建ての昔ながらの瓦屋根家屋。 そして広い前庭。 敷地は生け垣で囲われ、 季節の花も咲いていました。 前を通ると、そこは、昔懐かしい趣で、 なぜかホッとするような感じがしたものでした。 それに、長い歴史を感じるような一画でもありました。 その家に、ひとりで住んでいた方とは知り合いでは無かったのですが、 住人も居なくなり、あっと言う間に風景が変わり、 こんなに殺風景になってしまうと、 やっぱりなんだか 淋しい気がします。 でも、いずれ、新しい何かが、 ここで始められるのでしょうね! |