比嘉ロードパークからは特記するものもない単調な道をただただ漕ぎます。

すると、城辺野球場を過ぎて道が右にカーブしたあたりで、右側にハート型の石碑が見えてきました。

クルマなら面倒なので通過してしまうところ。前日にも気になったのでレンタルバイクを駐め、見てきました。「九九式襲撃機 不時着の碑」と書いてあります。

昭和17年1月24日、日本陸軍の九九式襲撃機が岐阜県の各務原から沖縄本島経由で台湾・フィリピン方面へ飛行機の輸送任務のため六機編隊で宮古島上空を飛行中、隊長機にエンジントラブルが発生して、この地に不時着した。

起伏が激しく修理後離陸が困難だったので、島民が協力して1ヶ月後に長さ300m、幅30mの滑走路を完成。機は無事離陸。55年後、元隊長が現地を確認して感謝、平成9年6月に碑を建立したということです。

開戦後2ヶ月足らずのことですね。