今日は少し福島第一原発に関して希望を持てるニュースが聞かれ、また現場で働く人々の様子がメディアで伝えられるようになってきました。

私の職場の同じグループからも、電源ケーブルのつなぎ込み作業等に従事するため、一昨日若い社員が志願して福島に赴きました。放射線防護服を着て頑張っているはずです。

現場作業のベテランなので、きっとうまくいくと信じています。作業の成功と、無事の帰還を祈るばかりです。

今週も図書館に予約しておいた本を手にすることができました。諸先輩方はとうの昔にご存じだと思いますが、岩波ジュニア新書「なぜ私はこの仕事を選んだのか」。

内容は、進路決定は人生の一大事。第一線で活躍中の映画監督、ミュージシャン、漫画家、ジャーナリスト、パン職人、蕎麦打ち職人、それに、いまではアドバイスをしてくれる学校の先生だって、一度はこの問題につきあたった。その悩みはどんなものだったのか。

それをどう克服し、いまどんなことを感じながら仕事をしているのか。将来への夢は?各界で活躍中の先輩職業人一七人からのメッセージ。
というもの。

ミュージシャンとは、そう、師匠なのです。章のタイトルもズバリ、『三線ひいて「ハッピーライフ」』。稽古の後のユンタクタイムに師匠から伺うクイパラの成り立ち、理念、そしてスローガンの意味合いをじっくりと読んで理解することができます。

こんな時だからなおのこと、師匠の言葉が心に染み渡ります。
お勧めです。

 寺澤