それはワタシがうら若き新入社員の時のこと。

長いものに巻かれるのが嫌いな生意気盛りのワタシは、先輩社員のストレス解消にピッタリの標的でした。

胃が痛くなりながら、片道1時間50分かけて通う畑の中の小さなプール。

近くの踏切を牛が歩いて渡るようなのどかな風景ではありましたが、どうにもこうにも職場に向かう気分になれない日が続きました。

その時に思い付いた、現実逃避の浪漫飛行は“イタズラ”(ニヒッ)

電車の乗り継ぎで改札を出る時に、早足で通り過ぎながらサッポロ一番を切符の変わりに素早く出し改札を出る。

駅員さんが「ちょっと、スミマセン!お客さん!」と言ってきたらすかさず「間違えました〜(笑)ごめんなさ〜い!」とラーメン下げて切符出す。

暫くの間、イタズラをする事と、可愛い子どもとワガママなオバハンの笑顔だけを楽しみに、のどかなプールへ通った乙女のイタズラは少しずつエスカレートしていきました(笑)

ひばりヶ丘長倉