私の住所、「崎原（さきばる）」。
しかし、島の南部と北部にも行政区画上の住所とは関係ない地域名として
「さきばる」は複数存在します。
島の人に住まいを言うときは「名瀬のさきばる」といわないと
とんでもない誤解を生むことが分かりました。(^_^;)
さきばるとは昔、「地域の端っこ、荒れた海のところ」といったニュアンスの
各所にあてがわれた呼称だそうです。はいはい！確かにそうです！
それで連想したのが、沖縄民謡超早弾きの「ハンタ原」。
ハンタばるとは海に面したがけっぷちの野っ原のことだそう。
こういうところが、各地域のもーあしびや祭りの場だったとか。
ハンタばるもいっぱいあるのかな。
住所なんて概念がいらなかった時代。
自分の手に取れる範囲で世界や宇宙が語れた時代。
そんな時代の名残りが感じられて「さきばる」にちょっと感動しました。（*^_^*）
今日の一枚は、普通に凪ている時のさきばる漁港の堤防。
それでもこの波です。。。