鹿児島
母の風体を感じさせるどっしりとした大甕は、匠の原酒を大事に包み込み熟成を重ねます。原酒は大甕から発する遠赤外線や微細孔から深く静かに呼吸することでその個性を保ちながら大甕の特性と融合し、絶品の焼酎が誕生します。  直径90センチ、高さ120センチ、厚み2.5センチ、容量500リットル。陶器の素材、形、大きさに至るまですべてオーダーメイドにこだわったのも、焼酎の個性と甕の特性が融合した味は他では出せないからであります。1,100度以上で焼き締められた甕はセラミック効果で遠赤外線を出し、焼酎の熟成助ける働きがあります。内部は素焼き、微細孔は呼吸をしていて角のある味をまろやかにしてくれます。芋には黄金千貫を使用し、焼酎の命とも言われる水には日本名水100選の榎原湧水を使用しています。このようにして長期熟成を経て誕生した焼酎が「蔵の平太(芋)」です。キリッとしたまろやかな味わいです。

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