労組結成大きく前進

日系ブラジル人の
派遣労働者で結成した
JMIU(全日本金属
情報機器労組)
静岡西部地域
支部の分会が
派遣先の自動車部品会社
(浜松市)と団体交渉し
来年1月に直接雇用する
ことで22日までに
合意しました。

組合側によると
直接雇用の対象は全ての
派遣労働者で約50人。

「派遣切り」が相次ぐ中
労組を結成し要求を
大きく前進させました。

派遣元の条件を下回らず

合意では
派遣先が労働者全員
(派遣会社は複数)に
直接雇用を申し入れます

賃金などの労働条件は
派遣元の条件を下回らず
三カ月の雇用契約は
原則更新されます。

団体交渉で解雇撤回

分会は
派遣元に社会保険の加入
を求めた1人が
解雇されたことから
10月に結成。

その直後にも役員1人が
解雇されました。

分会は、派遣元との
団体交渉で2人の解雇を
撤回させ
派遣元から派遣先に
直接雇用の申入れを
行うよう求める
ことで合意。

これを受けた団体交渉で
派遣先が直接雇用の
申し入れを表明しました

全国の戦いを励ますもの

青木克之書記長は
「労働組合を結成して
戦った大きな成果です

引続き正社員化を
求めていきたい。

『派遣切り』を
許さない全国の戦いを
励ますものです」と
話しています。

(赤旗日刊紙 12/23)

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