--------------------------------------------------------------------------------








夏休み最後のイベントのご案内

★30日(土)午後5〜10時 ルノアール飯田橋西口会議室を自習室として確保(私もいます)参加費 コーヒー代こみ1000円
★付録1  同日隣の部屋で午後6〜8時、受験ドラマ
「ドラゴン桜」鑑賞会をします。出演、山下智久(山ピー)・長澤まさみ・新垣結衣・阿部博・長谷川京子。このドラマ、マンガとしてご覧になった人はいると思いますが、ドラマとして秀逸で、笑いながらも受験本番に向けたモティベーションが高まるのは必至です。私もモティベーション高めたい時見ます。(自習室は確保し続けていますのでドラマを見ずに勉強を続けていてもOK)(参加費は全体1000円の中に含めていますので大丈夫)

★付録2 私が作った2冊の小冊子「円」「三角形」合わせて500円で売ります。
中学の基礎の復習をしながら、三角関数・ベクトルへの導入をしています。

付記 私の主催ではありませんが、27日(水)5時半〜、JR中野駅前で
谷川医師らによる「青空健康診断」の取り組みがあり、私も見学に行きます。見学に一緒に行きたい人どうぞ。終わった後時間があれば、食事しましょう。今日から動物の分類です。

下記の動物分類の系統樹をもとに以下の問いに答えよ。



★設問1 A〜Fのグループを単細胞生物と多細胞生物にグループ分けせよ。




(考える)



単細胞生物ーA
多細胞生物ーB〜F

★設問2 胚葉なし・二胚葉・三胚葉にグループ分せよ。




(考える)



胚葉なしーAB(Aは単細胞で胚葉以前に問題なので加えないこともある)
二胚葉性ーC
三胚葉性ーDEF

解説
二胚葉性の刺胞動物は、外胚葉、内胚葉はあるが中胚葉ができない。
DEFでは中胚葉が出現。

★設問3 DEグループとFグループの分岐点は何か?2点、それぞれ50字以内で説明せよ。




(考える)



・DEは原口が口になる旧口動物、Fは原口が肛門になる新口動物である。
・DEは端細胞が中胚葉になる端細胞幹であり、Fは原腸の膨らみが中胚葉になる原腸体腔幹である。

解説
この分岐が動物分類上、最も大切で出題される。
昆虫(節足動物)などE・ワムシ(袋形動物)などDという図の左手にあるグループと、
右手にあるヒト(脊椎動物)などFグループは中胚葉が生じ三胚葉性となり、消化管が貫通した(例外的に扁形動物ではは未完成)点はほぼ共通である。
 しかし発生過程での消化管の貫通のさせ方で分岐している。

DEは、最初の孔である原口が口となり反対側が肛門となるため、肛門より口が旧くできている「旧口動物」と言われる。
Fは、原口が肛門であり、反対側に口ができるため、口が肛門より新しいので「新口動物」と呼ばれる。
分岐の基準を1つだけ聞かれたらこちらを答える。

またもう1つ聞かれた時は、中胚葉のでき方の違いで、DEは端細胞という独立の細胞が分岐し中胚葉となる「端細胞幹」、Fは原腸の膨らみから中胚葉ができる「原腸体腔幹」である。



★設問4 DとEの違いを説明せよ。またその相違点から判断するとFはどちらに近いか?




(考える)



Dは中胚葉に被われない原体腔、Eは中胚葉に被われる真体腔をもつ。
Fは真体腔をもつ。