2/11 11:20更新株式情報
[東京 20日 ロイター] 東京株式市場は、続伸。日経平均は連日の年初来高値更
新となった。市場関係者によると、朝方は前週末の米国株安や日米首脳会談で円高是正の
材料が出なかったことなどから、ハイテク株を中心に売り先行で始まったものの、為替相
場がややドル高/円安に振れたことから、全般に買い直し機運が台頭。上値追いに弾みを
付けた。日経平均は終値ベースだけではなく、ザラ場ベースでも9月19日に記録した年
初来高値1万1162円68銭を更新している。
 市場では、外国人投資家だけではなく、国内機関投資家も押し目買い意欲が強く、当面
は相場が崩れる雰囲気はない、という。今週本格化する9月中間決算の発表で、業績の上
向きが確認された場合、さらなる上値を取りに動くといった指摘もあった。
 東証1部の騰落数は、値上がり895銘柄に対し値下がり514銘柄。出来高は18億
0194万株、売買代金は1兆4920億8800万円と膨らんだ。
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